【目的別】英単語の効率的な覚え方のコツを解説!(TOEIC満点が監修)

単語
悩む男性
悩む男性

英単語を「効率的に覚えるためのコツ」を知りたいけど、

・具体的にどうやって覚えたらいいの?
・効率良く覚えるためのコツはあるの?
・具体的にどんなツールを使ったほうがいいの?

ブログ運営者
ブログ運営者

このブログを運営しています稲垣達也(@T_Inagaki_GC)と言います。
僕は英語学習開始から4年以上効率よく英単語を暗記する方法を研究し続けてきました。
本記事を最後まで読んで頂くことで、これらの疑問を解消します。

この記事では、読者であるあなたの「英単語を覚える目的」に合わせて、「効率的に英単語を覚える方法」と、「使うべきツール」を具体的に解説します。

この記事の内容が、少しでもあなたの英単語学習の役に立つことができれば嬉しく思います。

英単語を暗記する目的

英単語の具体的な暗記方法を説明する前に、英単語の暗記には2種類の目的があることを説明します。

結論から言うと、英単語を増やす目的は以下の2種類に分類されます。

① パッシブボキャブラリー(受動的語彙)を増やす
リーディング・リスニングにおいて、理解できる語彙を増やす

②アクティブボキャブラリー(能動的語彙)を増やす
スピーキング・ライティングにおいて、自分で文章を作るときに使用できる語彙を増やす

ここで登場する「パッシブボキャブラリー」と「アクティブボキャブラリー」という言葉に、馴染みのない方もいると思います。

これらの概念は図を使って説明した方が理解がしやすいと思うので、以下の図をご覧ください。

外枠の長方形は英語の「All Vocabulary(全ての単語)」を表しており、経の大きい水色の円は「パッシブボキャブラリー」がカバーする範囲、型の小さい濃い青色の円は「アクティブボキャブラリー」がカバーする範囲を表しています。

この図が表すように、「全ての語彙」という大きな枠の中に、受動的に理解できる語彙(パッシブボキャブラリー)があり、その中にさらに、能動的に使用できる語彙(アクティブボキャブラリー)が存在します。

一般に「ボキャブラリー」という言葉は、これらのうちの前者である「パッシブボキャブラリー」のことを指して使われることが多く、両者の違いを明確に分けて説明されることはあまりないように思います。

しかし、英単語の暗記において、これらの覚え方は全く異なるため、それぞれの語彙を増やすための方法は分けて解説するべきだと思います。

そこでこの記事では、まず「パッシブボキャブラリー」の効率的な増やし方を解説し、その後に「アクティブボキャブラリー」を増やす具体的な方法を解説します。

おそらく記事を読まれている方の中には、「どちらかの語彙の増やし方にしか興味がない」という方もいらっしゃると思うので、その際は自分の関心がある方の解説を読んでいただければと思います。

余談ですが、よく「TOEIC 900点取得者は10,000語程度の語彙を覚えているのに対し、ネイティブは20,000~30,000語を覚えている」という話を聞ききます。

これだけ聞くと、TOEIC 900点をとったら「ネイティブの半分くらいの語彙は覚えられている」と思うかもしれませんが、この「ネイティブの語彙」というのは、おそらく「アクティブボキャブラリー」のことだと思います。

一方、TOEIC 900点のために勉強してきた人が覚えている語彙のほとんどは「パッシブボキャブラリー」だと思います。

そのため、英語でコミュニケーション能力を強化するためには、ネイティブとの「アクティブボキャブラリー」の語彙数の差に注目する必要があり、「アクティブボキャブラリー」の語彙数の差こそが会話の能力を大きく左右すると勝手に思っています。

加えて、ネイティブは「1つ1つの単語に対する理解」が、非ネイティブの僕らよりも圧倒的に深いため、たとえ同じ言葉を覚えている、と言ってもそこには目に見えない大きな差があるように思えます。

例えば、”take” という単語を使った句動詞(例:take after, take out, take into)を使って文章を作りなさい、と言われたら、ネイティブの方が何倍も多くの表現の思いつくと思います。(つまりネイティブも非ネイティブも “take”という1つの単語を知ってはいるが、使える表現の数には大きな差があるということです)

要するに、目先の「パッシブボキャブラリー」の数にとらわれずに、「アクティブボキャブラリーを増やすこと」こそが、英語でのコミュニケーション能力を高めるためには重要だよね、ということです。

パッシブボキャブラリーの増やし方

それではまず、「パッシブボキャブラリーの効率的な増やし方」から説明します。

「パッシブボキャブラリー」は、リーディング・リスニングにおいて理解できる語彙のことであるため、基本的には「英語」→「日本語」の流れで覚えます。

個々で注意することは、単語を覚える」=「単語の日本語訳を覚える」ではないことです。単語の日本語訳というのは、あくまでも単語の持つ意味を表現するための1つの方法であって、単語の意味を覚えることとは同義ではありません。(詳しくは後半の「効率よく覚えるための6つのコツ」で解説します)

「パッシブボキャブラリー」の覚え方は「単語帳(アプリ)を使って覚える場合」と「問題演習で出会った単語を覚える場合」の2つのパターンがあります。

この2つのパターンの単語の覚え方は異なるので、今回は別々に解説します。

また、覚える際に使うのは「フラッシュカード式のアプリ」であることを前提に話を進めます。(理由は後半で説明します)

単語帳(アプリ)を使って覚える場合

まず、単語帳(例:TOEIC金フレ、パス単)を使って「パッシブボキャブラリー」を能動的に増やす場合から説明します。

流れは、以下の通りです。

【STEP 1】覚えていない・知らない単語を洗い出す
単語帳に含まれるすべての単語(もしくは一定数の単語)を一周し、苦手な単語(意味を覚えていない、もしくは知らない単語)を洗い出す

【STEP 2】苦手な単語を復習
STEP 1で苦手な単語のリストができたら、苦手な単語がなくなる(全ての意味を覚える)まで、何周も復習する

【STEP 3】覚えていない・知らない単語を洗い出す
STEP 2で苦手な単語がなくなったら、もう一度STEP 1と同様に苦手な単語を洗い出す

【STEP 4】STEP 2に戻る

要するにすべての単語」→「苦手な単語」→ 「すべての単語」→ 「苦手な単語」→「…」を永遠にループするイメージです。

このサイクルを何十周も回すことで、最終的に「苦手な単語」に分類される単語が数十語に絞られるはずです。(「苦手な単語」はゼロにはならないです)

この厳選された「苦手な単語」は、次に紹介する「問題演習で出会った単語を覚える場合」で扱う単語と同様に継続的に復習を続けることで定着させます。

基本的にどの資格試験を受ける場合も、この方法を使うと、1日1時間を2~3週間続けることでで単語帳に掲載されている単語を一通り覚えることができます。

問題演習で出会った単語を覚える場合

次に、問題演習中に知らない単語に出会った場合の覚え方を説明します。

流れは、以下の通りです。

【STEP 1】単語をストックする
問題演習で出会った知らない単語・表現をスプレッドシートに1列にまとめておく

【STEP 2】”Anki”に単語をインポートさせる
スプレッドシートにまとめた単語を、まとめてAnkiにインポートする(Ankiを使った英単語の覚え方はこちらの記事を参考にしてください)

【STEP 3】復習する
Ankiを使って毎日復習する(適宜単語を追加する)

こちらもとてもシンプルで、「知らない単語に出会ったら「Anki」を使って復習する」という流れです。(Ankiとは復習周期を自動で管理してくれるフラッシュカード式暗記用アプリです)

以上が「パッシブボキャブラリーの増やし方」になります。

アクティブボキャブラリーの増やし方

次に「アクティブボキャブラリー」の増やし方を説明します。

パッシブボキャブラリーとは対象的に、「アクティブボキャブラリー」はスピーキング・ライティングにおいて、自分で文章を作るときに使用できる語彙のことであるため、基本的に「日本語訳」→「英語」の順に覚えます。

ここで注意するべきことは、日本語訳」はあくまでも「単語」を想起させるためのトリガーでしかなく、「日本語訳」=「英語」の関係ではないことです。つまり「英語」が想起できるのであれば、他のものをトリガーとしても使用することができます。(例:類義語、穴埋め)

また今回は、「自分で文章を作るときに使用できる語彙」を増やすことが目的であるため、「日本語訳」と「英単語」という形式ではなく、一定の長さの文章を使って、単語を覚える方法を採用しています。

例えば、”eradicate”という単語をアクティブボキャブラリーにしたい場合、「根絶する」→「eradicate」と覚えるのではなく、「ウイルスを根絶する」→「eradicate a virus」という形で覚えるというイメージです。

この方法を採用することで、覚えた単語を使って同じような文脈を表現したい時に、その単語を使った表現が思い出しやすくなります。

今回は、最もシンプルな方法として「日本語訳」をトリガーとして使用する例を紹介します。流れは以下の通りです。

【STEP 1】日本語・パッシブボキャブラリーををストックする
スピーキング、ライティングの時に言えなかった日本語の単語、表現、もしくは自分で文章を作るときに使うことができなかった「パッシブボキャブラリー」を別々にスプレッドシートに1列でまとめる

【STEP 2】英単語を調べる
STEP 1で集まった日本語リストを英訳した場合の「英単語」をSTEP 1の「パッシブボキャブラリー」と同じ列にまとめる

【STEP 3】「英辞郎」で表現を検索する
STEP 2で集まった「英単語」を一つずつ、「英辞郎」で検索し、その「単語」を使った「チャンク」をコピペして、スプレッドシートにまとめる(例:eradicate a virus:ウイルスを根絶する)

【STEP 4】”Anki”で復習する
Ankiに英辞郎からコピペしたチャンク(日本語訳と英語)をインポートし、毎日復習する(Ankiを使った英単語の覚え方はこちらの記事を参考にしてください)

アクティブボキャブラリーの覚え場合は、パッシブボキャブラリーよりも手間がかかります。

また、STEP 3で英単語を覚える際に使用するチャンクをコピペする際に「英辞郎」を使用するのは、その単語を使用した「チャンク」が豊富に掲載されており、かつ「例文」ではなく、チャンク」の形でまとめられているからです。

アクティブボキャブラリーを増やす時に、英単語が含まれている「例文」を覚えるという方法もありますが、例文はチャンクより長いため、思い出すのに時間がかかってしまい回転率が悪くなります。

加えて、「(覚えたい単語以外の)例文に含まれている単語」が思い出せないことも多いため、本来の目的とは違う部分で時間を使ってしまうことになります。

僕自身もあらゆるサイトから「日本語」と「英語」の組み合わせを探しましたが、最終的に「文章の長さ」、「単語の使い方の自然さ」から「英辞郎」に掲載されている「チャンク」に落ち着いています。

以上が「アクティブボキャブラリーの増やし方」になります。アクティブボキャブラリーの増やし方については現在も研究中ですので、より良い方法が見つかり次第、記事の内容も随時更新する予定です。

効率よく覚えるための6つのコツ

次に英単語を効率的に覚えるための6つのコツを紹介します。

これらのコツは、先に紹介した「パッシブボキャブラリー」と「アクティブボキャブラリー」のどちらの単語を増やすときにも使用できます。

なお、以下のコツは全て僕の経験則に基づいた内容ですので、科学的な裏付けがあるわけではない、ということをご理解の上、参考にしてみてください。

①習慣化する

英語学習すべてに言えることですが、「習慣化」は英単語を覚える時には特に重要です。

英単語の学習を習慣化する最大のメリットは、学習に対するマイナスな感情」をなくすことができることです。

例えば、あなたがすでに習慣として行っているであろう「歯磨き」を例にとって考えます。おそらく歯磨きを習慣化している人にとって、「歯を磨く」という行為は生活の一部であり、ポジティブな感情もネガティブな感情もわかないはずです。

このように英単語学習を習慣化することができれば、「学習に対するネガティブな気持ち」が徐々になくなります。この状態にたどり着くと、毎日継続して学習することが容易になります。

加えて、一度習慣化した行為は、その習慣をサボると「気持ち悪い」と感じるようになります。(例えば、歯を磨かずに寝ようとすると気持ち悪いと感じように)そのため、一度習慣化した行為は、毎日継続して行いたい気持ちが強くなります。

僕は学生時代、電車に往復40分間乗って大学に通っていたため、その電車に乗っている40分間は、必ず英単語の学習に充てる、という習慣ができていました。そのため、毎日苦痛を感じることなく英単語学習を続けることができたと思います。

②画像を加える

英単語を効率よく覚えるための2つ目のコツは、フラッシュカードに画像を加えることです。

例えば、Ankiを使うと、解答側の面に英単語に関連した画像を、以下のように自動で表示することができます。

このように画像を加えるメリットとして、単語の持つイメージをより頭に残しやすくなります。上の例でいうと、”commencement”という単語を聞いた時に、卒業式の格好をした学生と先生の写真のイメージがぱっと頭に浮かぶ感じです。

また、日本語訳を見ただけでは、単語の持つニュアンスがわかりにくい場合でも、画像情報により単語の持つ独特の空気感が理解できる場合もあります。(説明が抽象的で申し訳ありません)

③音声を加える

3つ目のコツは、単語の暗記に音声情報を加えることです。

音声を加える理由は、単純に記憶に残しやすくなるということもありますが、大きな理由は、リスニングで聞いた時に理解できる、または、スピーキングで正しく発音できるようにするためです。

僕が単語の暗記に「アプリ」を使用する理由も、この音声情報が含まれていることが大きく関係しています。

特に、Ankiという単語暗記アプリでは、登録した単語の音声を自動で読み上げるように設定することが可能です。(加えて、単語の発音記号も自動で表示してくれます)

④日本語を覚えようとしない

英単語を覚えるための4つ目のコツは、「単語の日本語を覚えようとしない」ことです。

こうするべき理由は、英単語のコアとなるイメージ」を覚えることが、その単語を理解するために最も効率よく、かつ応用がききやすいからです。

例えば、僕が英検一級を受験する際に覚えた単語の一つに “barrage” という単語があります。この単語は、次のような日本語訳に相当する意味を持ちます。

1. 《軍事》弾幕砲火、集中砲火、一斉射撃、つるべ打ち
2. 〔質問などの〕連発
3. 〔川などの〕せき、ダム、用水路

barrageの意味・使い方・読み方|英辞郎 on the WEB

この3つの意味を見ると、あたかも “barrage” という単語が独立した3つの意味を持つと思う方もいるかもしれません。

そのため、この英単語の日本語訳を覚えようとすると、3つの独立した情報を暗記する負荷が生じるため、暗記が辛くなります。

一方で、この単語のコアとなるイメージ「大量の何かがある一方向に向かって押し寄せるイメージ」を掴むことができると、3つの独立したかのように思えた情報が意味を持ってつながります。(3つ目のダムは、大量の水がダムに向かって押し寄せるイメージから生じていると思います)

このように、単語のコアとなるイメージを掴むことで、最小限の負荷で効率よく単語を頭に残すことができます。加えて、このイメージさえ掴んでしまえば、上の3つの意味のどれかを忘れてしまっても、文脈からおそらくこういう意味だろうな、という予想ができるようになるため、単語の応用がききます。

⑤ストレスを感じない

これは特に難しい単語帳に取り組んでいるとき、もしくは何度復習しても、頭に残らない単語を暗記する際に重要です。

特に完璧主義の傾向がある方は、単語を何度復習しても覚えられるないということは、想像以上にストレスになります。

実際に、僕が英検一級の単語の学習を始めたときにも、あまりの覚えられなさにストレスを感じてしまい、「自分の記憶力に問題があるんじゃないか」と思ってしまったこともあります。

このような自己嫌悪に陥らないためにも、難しい英単語を覚える際は、覚えられなくて当たり前、覚えていたらラッキーくらいの感覚で何度も復習することが重要です。

一方で、本当に何度復習しても覚えられない単語はあります。このような場合は、それらの単語一つ一つに時間を取って、画像例文語源類語を調べることで、単語の持つイメージを少しでも鮮明にするための努力をしたほうが効率が良い場合もあります。

⑥体を動かしながら覚える

これは、僕の個人的な嗜好の問題ですが、体を動かしながら覚えると、英単語を覚えやすい感覚があります。

この体を動かすというのは、2つの意味があり、1つは、「単語の持つイメージを体で表現してみる」こと、もう1つは、「歩きながら単語を覚える」ということです。

まず、1つ目の「単語の持つイメージを体で表現する」ということですが、例えば “squash” という単語を覚える場合を考えます。

この “squash” という単語は日本語で「押しつぶす」という意味を持つため、 “squash“という単語の意味を見たら、それと同時に両手で何かを押しつぶすような動きをしてみると(同時に発音もできればなお良い)単語の持つニュアンスをより頭に残しやすくなります。

2つ目の、歩きながら単語を覚える、というのは単純に「単語を覚える」という作業が単調であるため、座って覚えようとすると眠くなってしまうからです。

僕は単語を覚える際は「ステッパー」に乗って覚えるようにしています。それができない時は、最低限立って単語を覚えるようにしています。

英単語を覚えるためのおすすめアプリ5選

それでは最後に、英単語を覚えるためのおすすめアプリ5つを紹介します。

これらのアプリは全て僕が実際に使用したものですので、自信をもっておすすめできます。

選定基準

おすすめアプリの紹介に入る前に、おすすめアプリを選ぶ際の選定基準を説明します。

僕が特定の英単語アプリ使うか使わないかを判断する際は、以下の3つの項目を満たしているかどうかを確認するようにしています。

1. フラッシュカード式
2. 苦手なカードのみ復習できる
3. 音声が再生できる
順番に説明します。

まず1つ目の「フラッシュカード式」のアプリを選ぶ理由は、4択式であると、単語の意味を覚えていなくても正解が選べてしまうことがあるためです。

したがって、本来は意味を覚えていない英単語も「意味を覚えている」という区分に振り分けられてしまいます。

 
フラッシュカード式の単語帳は、ヒントがない状態で「意味を知っている」、「知らない」の2択であるため、確実に覚えていない単語を洗い出すことができます。

そのため、試験本番で実はその単語の意味を覚えていなかった、という自体を防ぐことにつながります。

 
2つ目の「苦手カードのみ復習できる」という機能は、苦手なカードを優先的に数多く復習するためです。これについては前半部分で解説済みです。

3つ目の「音声が再生できる」という機能は、単語をリスニング、スピーキングでも使えるようにするために発音の情報が必要になるからです。

これから紹介するアプリは、全てこれらの機能を備えているため、この記事で紹介した方法を応用して英単語学習を進めていただけると思います。

①Anki

1つ目のおすすめアプリは “Anki” です。

Ankiの素晴らしさについては、こちらの記事で熱く語っていますので、詳しくはこちらの記事を御覧ください。

②abceed

こちらのアプリは僕が「TOEIC金フレ」と、「英検一級のパス単」を覚える時に使用したアプリです。

シンプルで使いやすく、音声も自動で再生されるため、とても好印象です。

間違えた単語をチェック、復習できる機能はもちろん、それらの単語の復習する順番をランダムに並び替えることができるところもかなり便利で、とても気に入っています。

③Recipy(旧POLYGLOTS)

こちらのアプリは、「TOEFL3800の単語帳」を覚えるために使用しました。

使用感はまずまずといった感じで、音声も手動再生で、全体的なクオリティーはそこまで高くない印象です。

ただ、使用するかどうかの基準は全て満たしているので、必要最低限の機能が備わっているアプリといったイメージを持っていただければ大丈夫だと思います。

④mikan

こちらの英単語アプリは何に使ったのか忘れてしまいましたが、一時期よく使っていました。

機能的には申し分ないと思いますが、サブスクリプション型の課金方式であるため、今回紹介する他のアプリに比べて継続的に使用するハードルは高いように感じます。

⑤コーパス英単語

こちらの英単語はVersantを受験する時に、基礎的な英単語の復習用に使用したことがあります。

こちらの単語帳には、アプリのタイトルの通り「コーパス」と呼ばれる、ネイティブが日常的によく使用する基礎的な英単語が数多く収録されています。

無料アプリであるため、使用感はそこまで良くはないですが、収録単語の数と充実度は他のアプリに負けないくらいの魅力があります。

加えて、「単語単体のフラッシュカード」と「チャンクで覚えるフラッシュカード」の2種類が用意されており、英単語より文脈に沿った形で覚えることができます。

また、日本語→英語、英語→日本語の切り替えも簡単に行えるため、無料にしては十分すぎるくらい充実したアプリだと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回の記事では僕が英単語学習を4年以上続けてきた経験に基づいて、英単語の暗記のコツを具体的に解説しました。

英単語の学習はどのレベルの学習者にとっても、最も重要な活動の一つであるため、今回の記事の内容を少しでも役立てていただき、より効率的に単語の暗記を進めていただければ嬉しく思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

Twitter@T_Inagaki_GCでも「英語学習に役立つ情報」を発信していますので、一度見に来ていただけると幸いです。

コメント